エースは復活する?メッセージに隠された意味
ワンピースの物語において、裏の主人公とまで言われていたエース。
物語にずっと絡んでいくのかと思いきや頂上戦争において死んでしまった。
この展開は予想できたとしても、読者にはかなりのショックだったようで、読者宛に抗議の手紙や編集には苦情の電話が届くなどちょっとした混乱にもなったようだ。
その気持ちも、少しは理解できるのではないだろうか?
それだけエースは愛されていたし、今後の活躍も期待されていた。
作者の尾田先生は、「ワンピースの世界では死んだ人間は絶対に復活しない」ということを公言しているのは周知のとおり。
ということは、今後は物語に絡むこともなく復活をする可能性は極めて低いことが予想される。
しかし、ネット上ではいまだに復活するのではないか?死んではいないのではないか、という声も多い。
では、どうしてエースは死んでいないという意見が多いのだろうか?
エースの復活論の大きな理由
ワンピースの物語の大きな分岐点になった頂上戦争。
ここで白ひげとエースが死んだのだが、その紹介に大きな差が出ているということが、復活論の大きな理由となっている。
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白ひげが死んだときには、かなり大々的に紹介されており、すさまじい戦いだったことが分かるだろう。
しかしエースの紹介となると、ルフィに抱えられているワンシーンのみである。
何故ここまで差が出ているのかが分からない。
「もしかしたらまだ死んでないのではないか?」というのが復活論を支持している人の意見である。
確かにそう考えるとあまりにも描写に差が出ており、違和感を感じ得ない。
では、本当に死んでいないのか?
エース「おれは死なねえ」に隠されている意味
ワンピースの物語では、ある「共通点」がある。
それはロジャー共々が口にしている、「おれは死なねえ」という言葉だ。
これは文字通りに読み取れば「死なない=生きている」という風に考えることができるが、少し考え方を変えてみたい。
ワンピースでは、悪魔の実という不思議な能力を引き出す、謎にに包まれたアイテムが登場する。
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現状の意見としては、悪魔の実は意志に宿るということが考えられるので、能力者は「死んでも、意志は実に宿る」と捉えることも可能。
エースも実にその意志が宿り、生き続けているのではないかとも言えるのだ。
実際にサボがメラメラの実を食べて、エースの意志を引き継ぐということを公言していた。
ということは現在サボの意志の中で生き続けているのではないか?ということがなんとなく分かる。
ちなみに、ロジャーはゴムゴムの実を食べていたということが有力な予測になっており、その意志はルフィの中で生き続けているというわけだ。
ここまでの流れを、少し整理してみたい。
- 1:白ひげとエースの描写に大きな差がある
- 2:「おれは死なねえ」という発言
- 3:悪魔の実の能力者は、死んだら意志が実に宿る
- 4:サボがメラメラの実を食べたことで、エースの意志はサボの中で生き続けている
このことから、ワンピースで絶対的な人気を誇っていたエースの復帰は絶望的であろう。
しかし意志としては生き続けていると予想されるので、もしかしたら今後の物語でそのことが語られるかもしれない。